きき酒

年末の話になってしまいますが、新潟大学公開講座「日本酒学ことはじめ」の最終回でした。

とてもよかったのが、日本酒の香りを構成するそれぞれの要素が分かったこと。つまり、酢酸イソアミルやカプロン酸エチルといった主要なものだけでなく、酢酸エチル、アセトアルデヒド・・・・など8つの香りサンプルを個別に試せました。これらが混然一体となってあの日本酒なんだなと、感じたわけです。各要素の割合に応じて酒の個性がでるのだなと。

この香りサンプルを体験した後、実際に4銘酒をきき酒しました。

 

知らされていない4種の日本酒が何の銘柄かを当てるわけではありません。新潟県の全銘柄を飲んだわけではありませんからそれは無理です。4種それぞれの特徴を感じるわけです。構成成分が違いますし、アルコール度数が違います。これが実に面白い。こんなに真剣に味わったことはありませんでした。

書きたいことはたくさんありますが、この程度にしておきます。

あとは3月の酒の陣を待つばかりです。